バンッ‥!
「っ貴方!!やめて!
お願いっ‥!この子は悪くない!
桃華に罪はないの!!」
傷だらけの母があたしを庇うよう
に必死に包み込む。
お互い、震える体を寄せ合う。
「うるせんだよ!!!
お前がこんなガキ生んだから!!
お前ら殺して俺も死んでやる!」
バキッ‥‥ドン‥!
「キャァ!!やめっ‥―。
―‥うっ‥はぁ、‥‥。」
「―‥お‥お母さ‥ん‥!」
「―‥だ、大丈夫‥よ‥。
うっ、桃華‥―。
見ちゃ‥だ‥めっ‥‥。」
お母さん‥‥‥‥―。
お母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さんお母さん――‥‥。
ピンポーン―‥。
「‥ッハァハァ‥!
誰だっ‥こんな時間にっ‥。」
ダンダンダンッ―‥
お父さんが息を整え服を整え階段
を駆け下りていく。
「はい。どちらさまですか?」
―‥誰か。助けて‥‥。
