彼女は、空になった





―――――‥‥。




なぁ、桃華‥‥―。



空を、見上げて思うんだ。


―‥今は其処で俺のことを
見守っているのか?


―‥教えてくれよ。

―‥俺は、此処にいるのに。




あと、幾つ、お前の居ない季節を
乗り越えればいい‥―?



あと、どれくらい経てば居ない
お前の姿を探さなくて済む‥―?




答えなんて、何処にもないんだ。