彼女は、空になった







―――――――――。


学校が終わり、空はオレンジ色に
染まっている。



ガタン―、


「ハル?もう帰るの?」


「あぁ。ちょっと‥―、な。」


「―‥桃華ちゃんのとこ?」


「あぁ、久しぶりにな。」

「はは。先週みんなで、行ったば
かりじゃんか。


―‥行ってらっしゃい。」


「あぁ、後で連絡する。」



一旦、家に戻り、車に乗って少し
離れた所にある彼女の墓地へ車を
走らせる‥‥―。






途中、コンビニで彼女が吸ってい
た煙草と彼女の大好物のクッキー
を買った。