彼女は、空になった







あの日記と写真は、今でも俺が大
事に保管している。



―‥女は要らない。多分、一生。



自分で言うのも、あれだけど俺は
一途だ、勿論、彼女に。




「(――‥。学校が終わったら、
墓参りにでも行くか‥‥―。)」





―‥‥こんな晴れの日は、彼女が
笑っているようで幸せになる。




「あっ!なぁなぁ、遙!

昨日さ、幹生のやつ酔っぱらいや
がって、そりゃ!もう!大変!」


「翼、余計なことハルに言うな
よー。刺すよー。」


「―‥幹生は、酔っぱらうとめん
どくせぇからな。」


「だよな!?遙は分かってる!」




―‥こんな、くだらない会話さえ
今は大切で仕方がない。