彼女は、空になった









その日の夜。




理事長に俺達は一冊の日記を渡さ
れた。





「これは、この半年間、桃華が欠
かさず書いた日記だ。


君達に、読んであげてほしい。」




「――‥日記、ですか。」


この一冊の日記は俺が、俺達が現
実と向き合い、前に進む原動力に
なった。




――‥彼女が、残してくれた俺達
への思いが其処には溢れていた。