彼女は、空になった





――‥ガラガラ。



「お前ら!遅刻ギリギリだぞ!!
明日から早く来い!」



「はーい!」


「はいはい。」


『ん。』



玖美は、いつでも元気で多少うる
さいけど、そこが取り柄だ。



HRが終わって自己紹介。

「はい!次は〜‥‥、えーと、上
條!お前だ!」




ガタン、



『◯◯中出身、上條桃華。』



「ん?なんだ?もう終わりかー?
ま、いい。はい!次〜。」


コソコソ‥‥―。


「上條って、あの上條さん?」


「美人とゆうか、綺麗‥。」


「クール!かっこいいね!」


「友達なりたいよね!」


「無理だよ!あの子、渓ちゃんと
玖美ちゃんとしか会話しないし!
うち、中学一緒だからさー。

分かるんだよねぇ。」


「尚更かっこいいじゃん!!なん
か、ああゆう女子って高嶺の花
ってかんじするし!」





『(いや、会話するのに‥。)』



イメージとは怖い。


今日は校内探検しようかな。



窓際って、景色いいんだ。