彼女は、空になった









「―‥裏を、見てくれ。」



そう言われ、震える両手で写真を
裏返した‥――。











「―――‥‥っ!

‥うぅ、―‥なん‥でっ‥‥!」



「‥っふ‥ぅぅ、桃華ぁ‥―。」




裏返しにした写真の裏には桃華が
書いたと思われる文字‥‥――。



何気に、頭の良い渓と玖美は、そ
の言葉を理解し泣き崩れた。