彼女は、空になった









まだ、渓達には聞いていないらし
く、急いで渓達のクラスに走る。





バンッ――‥!!





「‥―っ渓!玖美!!

桃華‥、桃華知らねぇか!?」




「‥―遙くん?え、なに‥?

桃華が、どうかしたの―‥?」




渓達の表情を見れば、キョトンと
していて、―‥コイツ等さえ何も
知らないんだと悟った―‥。




事情を話すと、渓と玖美は俺達を
振り切って走り出した。



「―‥っおい!どこ行く!?」




「理事長っ!
‥っ桃華のお爺ちゃんに、聞きに
行くのっ‥‥―!!」



そう言って、また走り出した渓と
玖美を俺達も追う―‥‥。