彼女は、空になった










子供達と戯れれば、ふと思う。



―渓と玖美の子供見たかったな。

あたしも子供産みたかったな。



遙との、子供―‥ほしかったな。





野良猫を撫でてれば、ふと思う。



―‥遙は、この猫を見たら『可愛
いなー‥。』なんてニヤニヤしな
がら写メ撮るんだろうな。



下校途中の中学生や高校生を見て
るいると、ふと思い出す。



―遙、幹生、翼、涼太、渓、玖美、


そして、あたし‥―。



毎日を、7人で過ごしたキラキラ
とした日々を。






その度に、『―‥逢いたい。』と
願うけど――‥。




心は繋がっている、――‥だから
寂しくは無かった。