彼女は、空になった










――‥無言の帰り道。





『――‥お爺ちゃん。

ここまでで、いいよ。
寄りたい所あるから‥‥―。』




「―‥分かったよ。」



『―‥そんな、顔しないでよ。

大丈夫。今は、少し1人で色々と
考えたいの―‥。』


「―‥‥‥‥。」



言葉を発せられず、突然の孫の余
命宣告にショックを受けているん
だろう‥‥―。







『――‥じゃ、またね。』







1人、夕日に染まる道を
歩く―‥。







―‥‥一体、あたしは半年とゆう
短い時間で何を残せるだろうか。