彼女は、空になった








「――‥っ!」


ガシッ、


「―‥やめとけ、遙。

今、俺達が行っても桃華は俺達の
手は取らないだろうが。」


「―‥っ。」



屋上で幹生達と話していたら――‥


「おい!あれ!桃華だろ!?」



翼の一言に、全員が反応する。



フェンスから見えるプール場には
俺が綺麗だと言ったミルクティー
色の髪の毛を靡かせ、佇む桃華。
―‥と、美伽の仲間達。