彼女は、空になった








あたしが立つ後ろには、大きいプ
ールとは別にある人間が10人く
らいしか入れないような、浅い小
さな水の入ったプール。



冬なのに、水をそのままとは適当
な学校だ‥‥‥―。



―‥自分を客観視してしまう。






『で、なに?寒いんだけど。』



「お前、むかつくんだよ!

あんだけわざわざ嫌がらせしてや
ってんのに、まだ学校来るわけ?
なんなの?来んなよ!」


『―‥、来ちゃいけないわけ?』


「目障りなんだよ!!」


『じゃあ、見なきゃいい。
わざわざ、あたしのこと見に来て
るのは、お前達だろ。』



―‥くだらない。馬鹿げてる。



ふと、空を見ると、やっぱり空は
真っ青だった。



―‥屋上が見える。人影が4つ。


『(――‥遙?)』


視力が悪い為、ハッキリと見えな
い人影から彼女達に視線を移す。




「お前さぁ、人殺しなんでしょ?

警察にでも行けば〜?」


『じゃあ、呼べば。

そんな度胸もないくせに。』



「っるせんだよ!!!

死ねよ!!人殺し!」




ドンッ―‥‥!