彼女は、空になった








「―‥朝、渓達来るんだろ?」


『うん。』


「そうか、眠い?」


『ん、』


「おやすみ、桃華。」


『―‥雪、ここにいてね。』


「当たり前。」




雪の音は子守唄として、あたしを
眠りの世界に誘う。








―‥嗚呼、私達生きてる。