彼女は、空になった








季節は過ぎ、今はもう冬だ。



遙とサヨナラをして渓達と他人に
なってから、4ヶ月が経つ。



雪と憐と、お爺ちゃんと棗さん。


4人の優しいサポートがあるから
なんとか、耐え続ける。



――‥孤独。




『(―‥‥寂しい。)』





毎日、同じことの繰り返しだ。



昨日は黒板に大きく、【上條桃華
は人殺し!!死刑になれ!】と、
書かれていた。


消すのも面倒だから、そのままに
しておいた。―‥が、渓達が咄嗟
に消していたのが見えた。




時間は、無情にも過ぎて行く。


止める術を、あたしは知らない。



廊下ですれ違う度、遙達に、冷め
た視線を向けなければいけない。


――‥心と体は、真逆なのに。