彼女は、空になった







『(落ち着く。)』



――‥ねぇ、雪。

聞こえてる?動いてる?ちゃんと
伝わってるかな?




――‥『あたし』の『音』。







セックスが好きな訳じゃない。
ただ、繋がる事に安心する。



『あたし』を感じてる事に物凄く
安心するだけ。





でも、こうやって肌を重ねるのは
憐と雪だけだ。




聞きたい音は、憐と雪だけ。