彼女は、空になった










軋む、ギシギシ―‥と。



心臓が、体が、軋んで痛い。




―‥保健室に、辿り着く。



「――‥、桃華。」



『―‥雪。もう、疲れた。

全部、何もかも、終わりにしたい
だけなの。苦しいの‥‥―。』






ギュゥッ――――‥‥。



「―‥っ。桃華っ‥‥、頼む。
頼むから―‥、そんな顔しないで
くれ―‥。見たくねぇよ‥‥。」