彼女は、空になった








―‥時間は止まらない。進む。


時間は進むのに、戻ることなんて
出来ない。―‥皮肉な現実。







季節は春から、夏になった。



――‥7月。




遙と出逢って1年半。


あと、一ヶ月で付き合って1年が
経とうとしていた。




『―‥遙、遙。』


「あ?」


『メガネ、どうしたの?』


「コンタクト切らした。」

『〜〜〜っ、やだ。』


カタンッ―‥、




あたしの手には、遙のメガネ。