彼女は、空になった











―‥『私は、貴方の虜です。』






君の背後には桃の花弁がヒラヒラ
と、舞っていた。


夕日に照らされた桃の花弁と君。











――‥君が、消えてしまいそうで
声が、手が、心が、震えた。