彼女は、空になった







増える思い出。深まる絆。



―‥幸せ、とゆうのは
こんなにも素晴らしい物なんだ。



遙達の屈託のない笑顔を見るたび
泣きそうになった。



『(―‥遙を、好きになって本当
に良かった。)』




―‥心の底から、信じていた。





『ずっと、この幸せは続くんだ。
遙とは、ずっと一緒なんだ。』


と‥‥‥‥―。





生まれ、やがて、死に行く者。



そこに永遠、など無いと‥―、
あたしは知っていたのに。



―‥忘れていたのかもしれない。