彼女は、空になった








キスをしつつ、あたしのセーター
のボタンを、器用に外す。



次は、ワイシャツ。



―‥偶然なのか、この空き教室は
さっきまで授業に使われていたの
か、暖房が効いてて温かい。




屋上で冷えきった体には、ちょう
どいい温かさ‥‥―。




ワイシャツは肩からずり落ちて、
下着が丸見えだ。



『ちょっ‥‥と‥―!』


「ん、いいから。」



あたしを持ち上げ教卓に乗せる。



背中に回った腕の力が、強すぎて
抵抗するにも出来ない。



『(‥人来たらどうしよう。)』