彼女は、空になった









「「「「―‥‥‥‥‥!」」」」



『(―‥やはり、居たか。)』



敢えて、遙達のところには行かず
屋上の隅っこに座った。


あたしは寝っ転がり目を閉じる。


渓と玖美は無言でご飯を食べる。


目を閉じていても感じる、あたし
達を窺うような視線。



『(―‥何がしたいの。)』




ジャリ―‥‥


複数の足音が聞こえ目を開ける。



「――‥あの、さ。


コレ‥―、食べる?」



そう言った、幹生の手にある箱は
学校の近くにある、美味しいケー
キ屋さんの箱だった。







―‥コイツ等も馬鹿か。