彼女は、空になった








イケメン4人を残し、さっさと階
段を登るあたし達。




「てか、なんなの?

アイツ等の静かさは!」


「わっっかるぅ!!
幹生くんが、あんな張り詰めてる
なんて初めてじゃない?」


『確かに幹生まで、ああなるとは
あたしもビックリ。』


「全員、暗すぎ!!

うちらなんて、二日酔いで昨日の
ことスッカリ忘れてたのに!」


『―‥馬鹿だよね。あたし等。』



「あ、一限なんだっけ?」


話がいきなり変わる。

渓は、たまにこうなる。



「分かんない!」

『―‥知らん。』

「あたしもだけどさ。」






―‥やっぱりあたし等は馬鹿だ。