彼女は、空になった








―‥要するに、あと一回。




この事を知っているのは、お爺ち
ゃんと棗さんと憐だけだった。



雪達には、さすがに言えなかった。





―‥‥檻の中を、さ迷いながら、
一体どこへ行けばいいのだろう?

限られたスペースと時間の中で、
あたしには何が出来るだろう。