彼女は、空になった









生まれ、やがて、死に行く命。




―‥そこに、永遠など無い。




【早いか、遅いか。】



―‥ただ、それだけ。

絶望した訳じゃない。

諦めた訳でもない。



―‥これが、自分の運命なだけ。






『通いません。薬も、飲まない。

―‥抗うことは一切しません。』




棗さん達は何も言わなかった。


あたしが、こう言うことを多分、
分かっていたんだろう。




―‥あと、二回。



そう言われてから、たった一年後
あたしは、また発作に襲われた。





高校の始業式の一週間前だった。