彼女は、空になった







カタン、


『ごめん、長くなった。』


「あ〜〜〜っ!!桃華!

遅いよ!ったくぅ‥‥―。」



『出来上がってるね、玖美。』



「本当に、完璧な仕上がり。」


『渓は、まだ酔ってない?』


「大丈夫。余裕。」


『―‥‥そう。』



水が滴るグラスを持って、黄色い
液体を飲み込む。



『(―‥ハァ。うま。)』


「アンタが飲んでる姿って哀愁
半端ないよね。」


『なにそれ。褒め言葉?』

「ハハッ。違うし!」


「晃さ〜〜ん!!
生ビール!1つ〜〜!!」


『玖美、程々にね‥‥―。』





「ってか!!ムカつく!涼太の野
郎!!あたしとゆう彼女がいなが
ら!うぅ〜っ‥もう知らない!」




―‥酔っぱらい玖美ちゃんだ。