彼女は、空になった







私服に着替えて、近くのコンビニ
で待ち合わせをして向かうのは、
【club ABC】。




キィー‥ガチャ、




「いらっしゃー‥‥って、お前
かよ。桃華。」


『客少ないね、晃さん。』

晃さんはこのクラブのオーナー。
―‥みたいな人。



小さいこのクラブは、もはやクラ
ブとゆうよりバー。


音楽もゆったりとした洋楽。
ステージには、誰もいない。
カウンターやボックスにはチラホ
ラとしか客はいない。


綺麗な照明が輝く、このバーに
あたし達は中学生の頃から通って
いたから、もう常連だ。




「うるせーぞ!!お。なんだなん
だ。渓と玖美もいたのか?」



「晃さん久しぶり。」


「こんばんわー!」