彼女は、空になった







行為が終わって2人でベッドにゴ
ロン、と横たわる。



もちろん昼間だから客はいないし
憐はここに住み着いてるから特別
に小さめの部屋がある。



たった、2人だけの空間。



「今日、雪くんは?」


『夜来るみたい。』


「そっかぁ。学校どうだった?」


『―‥初日、だから。まだ何とも
言えないかな。』


「何かあったらラブコールね?」


『うん。』





――‥雪にも早く会いたいな。


あぁ‥、眠い、寝たい‥。




「―‥寝ていいよ?あとで起こす
からぁ。」


『ん、ここにいてね。』


「大丈夫、いるよ。」



憐があたしの髪を撫でる。

クラクラする、気持ちいい。



そっと、瞼を閉じる。―‥1人じ
ゃ眠れない。



それを知っている憐は、いつも、
あたしが起きるまで必ず傍にいて
くれるんだ‥‥―。




ほら、ね?
理解者なんだ、憐は。