彼女は、空になった








――‥そして、




「あ、遙くん。これ、お洒落!


このネックレス!」




そう言って仰向けに寝っ転がって
いる遙の首に、ぶら下がっている
ソレに手を伸ばし、触れた彼女。





プッチ〜〜〜ン。





【ソレ】とは、勿論‥‥―。





『―‥ペアネックレスじゃ!

こんのあばずれが!!!』



パリンッ!!!



「‥‥‥‥‥あ、、」


「割れちゃったぁ〜。」




入り口のドアについているガラス
の小さな窓。




―‥‥を、怒りに任せて割ってし
まった。素手で一気に。