彼女は、空になった








メールも電話も返ってこない。


―‥その日の夜は、不安で不安で
眠れなかった。




雪が、離れてしまう。

そう思ったら、怖くて怖くて雪の
名前を何度も繰り返した。



渓達より早く学校に行き、保健室
に駆け足で向かう。




ガラガラッ―‥



『―‥雪!』