彼女は、空になった






過去を話すことには、まだ実際は
抵抗が少しだけ、ある。



――‥だけど、あたしは遙を
もっと、知りたいと願う。

ならば、必然的に遙にも、あたし
を知ってもらわないといけない気
がするんだ‥‥―。




『(―‥嗚呼、緊張する!)』



もちろん。

あたしから告白なんてしない。

―‥それは、あたしのプライドが
許さないし。


なにより、遙から言ってほしい。


『(―‥頑張ってみよう。)』













―落ちては溶ける。を
繰り返す粉雪みたいに
貴方への思いは止まらない。