彼女は、空になった









『―‥‥‥ねぇ。』


「なに?」


玖美は眠いのかベンチに横なり
眠ってしまった。


『今日ね―‥‥』











今日、体験した『初めて』を渓に
全て話す事にした。



雪達以外の誰かと、初めて朝まで
夢を見ず眠れた事。


遙と一緒に登校したら心が何故か
ポカポカした事。


遙がモテる事にモヤモヤした事。


遙にセフレがいると聞いて胸が
凄く凄く、痛かった事。





「そっかぁ‥‥‥―。」


『―‥分かってるよ。


多分、好きなんだろうね。
でも、まだ遙と出逢って4ヶ月弱
だよ‥―?早くないかな?』


「桃華。人を好きになったり嫌い
になったり信用したり疑ったり、

―‥そうゆうのにきっと
間って
関係ないんだよ。」





―‥渓の言葉は、正しい。