彼女は、空になった







「―‥‥ぃ‥‥か‥。」

―‥ん?


「‥ぉい‥‥も‥か‥!」


―‥遙?





「いい加減、起きろ。」


パチン!


『‥ぃった‥‥‥。』


額を叩かれ、起きる。


「はよ。」


『‥ん。おは‥よ‥。』


目の前には遙の顔。背中に回る遙
の、たくましい温かい腕。


カーテンの隙間から漏れる
太陽の光。











――‥太陽?え、朝?