彼女は、空になった








「自分の世界を広げて心を開く、
とゆうのは桃華が思う以上に
素晴らしいことで開かなきゃ見え
ない世界が見えるはずだよ。」




―‥うん。分かってる。



『―‥正直ね、怖いの。

あたしは、あの日から限られた人
としか深く関わったことがない。

だから、怖いんだよね。
遙達と関わってしまったらもう戻
れないかもしれない。不安なの。
だけど‥‥―、見たことない世界
を見たいって、そう‥、思う。』




「―‥あぁ、そうだよ。
怖くて、当然さ。

だけど、逃げてはいけないよ。
桃華は、由加の分も世界を人生を
楽しまなきゃいけない。

―‥そうゆう、義務がある。」





―‥‥ふふ。
お爺ちゃんらしいな。

喜ばしい義務ではないか。



『―‥うん。あたし、頑張る。』






―‥やっぱり来て良かった。