彼女は、空になった








『うん。』


「さぁ、座りなさい。

―‥紅茶で、いいかな?」


『うん。ありがとう。』




紅茶を飲みながら、久しぶりの
3人での会話を楽しむ。



「最近友達が増えたみたいだね。
雪から聞いたよ。」


『‥友達、なのかな。
分からないけど最近ずっと一緒に
いるだけだよ。』



「そうか。

桃華は彼らを、どう
思っているんだ?」


『どうって‥‥―。
嫌ではない、かな。

むしろ、楽しいと思う。
あたしはあまり笑ったりしないけ
ど、みんながニコニコしてるから
一緒にいて落ち着くの。』


「そうか。」


ニコニコしてるお爺ちゃんと棗さん。