彼女は、空になった








〜♪〜♪〜♪


『もしもし。』


「桃華か?私だよ。」


『―‥お爺ちゃん。
久しぶりだね。』


「あぁ。今日はもう帰るんだろ?
――‥大丈夫か?」


雪が言ったのかな‥‥。


『うん。そうだよ。大丈夫。』


「今ちょうど家に棗もいるんだ!
どうだ?たまには一緒にご飯でも
食べないか‥‥?」


『うん。お爺ちゃんと棗さんに
会いたいから今から行くよ。』


「迎えはいるか?」


『ううん。近いから歩くよ。』


「そうか。
じゃあ、待っているよ。」







お爺ちゃんと棗さん。

会うのは1ヶ月ぶりかな‥―。