彼女は、空になった









―‥遙、ビックリしてた。


あたしが過呼吸になった姿見て。



『(‥‥‥遙。)』


―‥何故、だろう。



遙にあたしのあんな姿見られたこ
とがこんなにも嫌だ、なんて。



幹生達も、ビックリしてた。


変な子。って思ったかな‥―?




遙の隣は、安心する。


遙は、いつも何も聞かない。

ただ、隣に居るだけ。
空気のように遙の優しさはあたし
を、包み込んでくれる。

そんな気がするんだ。


真っ直ぐなくせに、どこかいつも
少しだけ、遠慮気味。




隠してる訳じゃない。

ただ、知られたくないだけ。



遙達と行動するようになって
――‥3ヶ月になる。



そろそろ、あたしも
もう一歩、前進するべき。




―‥分かってる。