話し終わって光輝を見ると、顔をしかめ苛立っている。


「…どうした?」

「別に…。」


光輝は顔を逸らし、黙りこんだ。


「しかし……あの笑顔は以外だった…。」


ガンッ!

ペットボトルが屋上の扉にぶちあたった音だった。


「ムカつく…。」



光輝は小さく呟くと屋上から出て行った。



なんだアイツ…。