真央は俺の事をどう思っているのだろう…。


「真央がいるのに行くわけないだろ?」


この答えにも不思議そうなのは何だ?



「……そっかぁ。」


ふっくらほっぺをほんのり赤くして俯く真央。


顔を覗くと小さく微笑んでいる。


──可愛い……。


ギュッと抱きしめてやった。


「!苦しいって…。」
チュッ



顔を上げた真央に軽くキスをした。

「──////!」


「続きは家でな。」


真っ赤になって慌てる彼女を残して図書室を出た。