ネグレクト=育児放棄


幼い頃から、母は私の存在を無視した

泣いても、声がかれるまで泣いても母は抱きしめてくれなかった

目の前にある薬が、飲んではいけない薬だとわかって、薬を飲んだ

母があわててかけよってくれる気がした

けれど母が私を見ることはなかった


どんなに苦しくて、寂しくて、のどの奥が熱く「助けて」と叫んでいても

私の声が届くことはなかった


母が求めた物は私ではなくお酒だった