「俺の方がすきだ」

『ばーか、俺は真紗を愛してんだよ』

「んなぁ//////本名だ」

『なぁ、まじで付き合わね?』


「冗談はよしこさん(笑)」


頻繁に電話するようになった俺と硫は頻繁にじゃれあった


めーるでも


《真紗が嫁にきたら俺は真紗を心から愛すよ》

《冗談はやめてー(笑)》

《まじだって!俺が男だったら子供産んでほしいもん》

《なぁ!?》


こんなやりとりばっかりしてて

いつのまにか
ぼくは


女の子である硫のことが
好きになるわけがない


そう思っているおれに

毎日硫がそんなこというから

とうとう俺は水那斗に
相談した


もう
どうしたらいいかわからなくなったから