魔法使いと騎士

ああー、と彼はイライラしながら髪をくしゃくしゃしていた。



寝起きは悪いタイプのようだ。



チッ、と舌打ちをし




「おい、もう一度寝ても構わないか」



寝足りなかったみたいだ。




うとうとしていて、半分しか開いていない瞳は、彼を年相応に見せた。




「いいよ、おやすみ」



言ったあとには、もう寝ていた。