魔法使いと騎士

ふと、彼は部屋を見渡し




「部屋はここだけか?」



「ああ、まあ。俺しか居ないからな」



と、質問をし納得したようで、また動き始めた。




――――――――




満足したのか、俺が座っている前にやってきた。




「眠る所はないのか」



こいつは、押し入ったくせに寝床までとるのか。




「ない、俺が使うからな。寝たければここを使え」




指さしたのは、いつも使うソファに近い長いす。



しばらく眺め。



「…、分かった」




寝床についた。