魔法使いと騎士

早くに起きたせいか、まだ夜になったばかりだというのに眠たかった。



眠るか、と思ったとき。



視線を移した先に、フッと何かが動くのを感じた。



動物か、それとも。



もう一つであるなら、面倒だ



「仕方ない……、か」



明かりを消して、眠ることにした。




―――――――――
《彼?》



窓から、明かりが消えたのを確認する。




一瞬、こちらをみられたような気もしたが。まあ、いい。




腰のベルトから、ナイフを取り出す。




あと、もう少し。あいつが、早くに眠るのは分かっている。ならばそのすぐに襲えば、つかまるはずだ。




そして、家の中に入り込む。