詩音の仕事は、

こんなに多忙なんだ・・・


私に会う時間も、

無理やり

作ってくれてるんじゃないかと思うと、

悪い気がした・・・


詩音。

私は、あなたの傍にいてもいいの?


・・・

足音が遠ざかる音を聞きながら、

詩音に問いかけていた。