そこは何度見てもやはり
見渡す限り一面『砂』の風景で…
私はくらりと目が回るような気分で
立ち尽くす。
「…なにこれえええっ!!」
視力はいいはずだが、
どこを見渡しても見えるのは
砂と雲1つない青空と大陽。
それだけ
まるでこの世にはこんな
砂漠みたいな風景しかなかったのかと
錯覚させられる。
慌て目をこすり、
何度か瞬きしてみるものの、
砂漠はいっこうに変わる気配もなく…
…いやいやいや!!
これはきっと夢なんだ!
夢に違いない!!
私はそう自分にいい聞かせる
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…