私は必死に自分を落ち着かせるために
深く深呼吸しながら、
この光景を唖然と眺める。



いくら人生がパラダイス★だとしても…


…この光景を想像出来るだろうか。


仮に担任がここにいても、
あの大きな口を豪快に開けて
ガハガハと 笑えるのだろうか…




私はこの光景が嘘であるよう、
知ってる限りのすべての神様に祈りながら…

ゆっくりと、
固く閉じていた目を開ける




しかしその光景は変わることなく…



「嘘…だよね……?」