「ひなの!
なに、なに、なにがあったの!?」
目を輝かせて聞いてくる莉仔を見ていると、罪悪感が沸き起こってきて
「莉仔、ごめんね」
と言った。
本人は、え?なにが??と訳が分からず頭上に?をたくさん浮かべているけど。
「気にしないで」
「むぅ、気になる」
チャイムが鳴り、先生が入ってきて莉仔がそれ以上聞いてくることはなかった。
それにしてもいったい、黒崎君は誰のことを言ってたんだろう?
やっぱり佐伯さん.....?
でもなぁ、なんか違うような気もする。
うぅーん、誰だろう??
うぅーん。
「.........の!ひなの!
ひーなーの!!」
「は、はいっ!!」
「もう、ひなの。
呼んでも全然反応しないんだもん」
「ごめん!
ちょっと考え事してて」
考えるのに真剣で全然気づかなかった。
時計を見るともう時計は昼休憩をさしていた。
授業、まったく聞いてなかったよ。

