両想い片想い



「阿曽崎は、お前がバイトに誘ったのか?」



人気のない階段まで連れてきて、黒崎君はそんなことを私に言った。



誘ったとはちょっと違う....
うーん、なんていったらよいやら。


莉仔を誘ってたらそこに悠太君が来て、それでバイトしてくれることになった。

こんなものかな?
実際こんな感じだったし、うん。




「莉仔を誘ってるの聞いてたみたいで、悠太君がやりたいっていいだしたのよ」

「あっそ」




聞いといてそれだけ!?

なんなの、もう!!



ちょっとムッとする。
こんなとこまで連れてこられ、挙句聞いたくせにあっそって.....

何様なんじゃぁぁぁ!!




「あいつに、黒木蓮斗がこの俺って言ってないよな??」



1人腹を立てていると、また質問をされた。

どうゆうこと?
ってか私がいう訳ないでしょ!

またちょっとムッとしながら答えた。



「言ってないけど」

「そうだよな.....」



な、なによ.....??

一体なんなのよ、もう!!