「で、なんで悠太が?」
「あぁ、俺ひなちゃんにぞっこんやから」
「へぇ.....って、えぇぇ!?」
っは!?
コイツ今なんっつった!?
ひなちゃんにぞっこん!?!?
さすがの俺も驚いてあやうく食べていたパンを噛まずに丸のみしそうになった。
コイツまじか?
あれにぞっこんだと?
あの失礼女にか??
どこがいいのか.....
「ひなの、ほんとなの!?」
「えぇ.....と。
そうなの、かな??」
「ひなちゃんひどいわ。
昨日あんなにも俺の気持ち伝えたっちゅうのに」
「.....だそうです」
「「えええええ!?!?」」
流石はカップル。
綺麗に声がハモった。
まぁ確かに見た目だけは悪くねーからありえない話でもないだろう。
それによく見たら阿曽崎とやらもかなりモテそうな感じだし。
似合うんじゃね?
見た目だけなら。
まぁ、俺には関係ないし興味もないけどな。
ゴタゴタやってるのを無視してひたすらパンをかじり続けた。

