両想い片想い



「莉仔、私決めたよ!!」

「おぉ、なにをだい!?」

「うん、私ね、黒崎君に絶対敬語を使わせてやるんだ」

「なんか、すごい方向に行ったね.....」


ガッツポーズで目を輝かせて言う私に何故か莉仔は笑顔が引きつっている。

なんでだろ?
方向ずれてるのかな.....??


でもでも、昨日は自分から黒崎君に話しかけたし♪
たいした進歩ですよ、うんうん。


「とりあえず、今日は逃げちゃだめだよ?」

「うん、頑張る!!」


そうだ。
今日こそはちゃんと一緒にお弁当を食べるのだ!


「あ、ひなちゃ~ん」

「なんか用!?」

「もぅ、昨日はええ感じで話せとったのに、また戻っとるやん」


そう言いながらも私に笑顔を見せてくれているのは悠太君だ。

私に出来た唯一の男友達。


あ、でも私悠太君に告白されてるわけだし.....
でもでも、私には好きな人がいるし.....

友達になるのかな??

まぁ、私が友達だと思ってるんだからそれでいいのか。



「お昼一緒せぇへん?」

「あ、うん....えーと。
莉仔、いいかな??」


私と一緒に食べる=莉仔も一緒ということだし、さっきからキョットーンとしている莉仔に聞いた。


「莉仔ちゃん言うんや?
お昼一緒してええかな??」

「あ、はい。
ダイジョブデスヨ!?」


なんか片言になってるけど、莉仔からもOKをもらい中庭に向かった。